この練習帳の使い方:①構造図で語順の型を頭に入れる → ②例文を音読して型を体に染み込ませる → ③穴埋め問題で自分でアウトプットする、の3ステップが最も効果的です。一度に全部やろうとせず、1日2〜3文型ずつじっくり取り組むことを推奨します。
初級
文型01〜09 — HSK1〜2級・中検準4〜4級
01
是構文(名詞述語文)
Noun Predicate — "A is B"
文型の構造
主語
+
是 shì
+
名詞(述語)
→「〜は…です」
「是(shì)」は英語の be動詞に相当します。否定は「不是(bù shì)」、疑問文は文末に「吗(ma)」を付けます。日本語とほぼ同じ構造ですが、形容詞を述語にするときは「是」を使わない点に注意。
我是日本人。
Wǒ shì Rìběnrén.
私は日本人です。
她不是老师,是学生。
Tā bù shì lǎoshī, shì xuésheng.
彼女は先生ではなく、学生です。
⚠ よくあるミス:「今日は月曜日です→今天是星期一」は正しいですが、年齢・時刻などは「是」を省略することがある。「我二十岁。(私は20歳)」のように「是」なしでも正文。完全な間違いではないが、状況によって「是」有無が変わる点を把握しておこう。
穴埋め練習
「これは私の鞄ではありません」→ 这我的包。
答え:不是(否定の「不」は「是」の直前に置く)
02
形容詞述語文
Adjective Predicate — "A is [adjective]"
文型の構造
主語
+
很 hěn
+
形容詞
→「〜はとても…だ」
中国語で形容詞を述語にするとき、「是」は使いません。代わりに程度副詞「很(hěn)」を形容詞の前に置くのが基本形。「很」自体は「とても」という意味ですが、肯定の形容詞文では意味が薄れ、単なる文法的な要素として機能します。省くと「他の何かと比べて」という比較のニュアンスが出てしまいます。
这个苹果很甜。
Zhège píngguǒ hěn tián.
このリンゴはとても甘い。
今天非常热,昨天不太冷。
Jīntiān fēicháng rè, zuótiān bù tài lěng.
今日はとても暑い。昨日はあまり寒くなかった。
⚠ よくあるミス:「彼女は美しいです→×她是美丽的」は誤り。形容詞文に「是」を付けない。正しくは「她很美丽。」または「她非常漂亮。」。
穴埋め練習
「この映画はとても面白い」→ 这部电影有意思。
答え:很(形容詞述語文の基本の程度副詞)
03
動詞述語文(基本SVO)
Verb Predicate — Subject-Verb-Object
文型の構造
主語(S)
+
動詞(V)
+
目的語(O)
→ 英語と同じ語順
中国語の基本語順は英語と同じSVO(主語+動詞+目的語)。日本語は SOV(主語+目的語+動詞)なので、動詞と目的語の順が逆になる点が最重要ポイントです。時間・場所などの状況語は動詞の前に置くのが原則です。
日本語の語順(SOV)
私は / 中国語を / 勉強する
(目的語→動詞)
(目的語→動詞)
⇄
中国語の語順(SVO)
我 / 学习 / 汉语
(動詞→目的語)
(動詞→目的語)
我每天喝咖啡。
Wǒ měitiān hē kāfēi.
私は毎日コーヒーを飲む。
他昨天买了一本书。
Tā zuótiān mǎi le yī běn shū.
彼は昨日本を一冊買った。
⚠ よくあるミス:「昨日図書館で本を読んだ」は「×我昨天书在图书馆看了」ではなく「我昨天在图书馆看书了」。場所介詞「在〜」は動詞の直前に来る。
穴埋め練習
「彼女は今朝朝ご飯を食べた」→ 她今天早上早饭了。
答え:吃(chī)(SVO語順:动词+目的語)
04
有構文(所有・存在)
"Have" / "There is"
文型の構造
主語
+
有 yǒu
+
名詞
→「〜は…を持つ/…がある」
「有(yǒu)」は「持っている」と「(どこかに)ある・いる」の2つの意味を持ちます。否定は必ず「没有(méiyǒu)」で、「不有」とは言いません。場所主語の場合は存在文になります。
我有一个哥哥和两个妹妹。
Wǒ yǒu yí ge gēge hé liǎng ge mèimei.
私には兄が1人と妹が2人いる。
桌子上有三本杂志。
Zhuōzi shàng yǒu sān běn zázhì.
机の上に雑誌が3冊ある。
⚠ よくあるミス:「お金がない→×不有钱」は誤り。有の否定は必ず「没有」。「我没有钱。(私はお金がない)」が正しい形。
穴埋め練習
「冷蔵庫の中に何もない」→ 冰箱里东西。
答え:没有(有の否定は必ず没有)
05
在構文(所在)
Location — "A is at/in B"
文型の構造(2パターン)
人・物
+
在 zài
+
場所
→「〜は…にいる・ある」
主語
+
在 zài
+
場所
+
動詞
→「〜は…で動詞する」
「在(zài)」は「〜にいる・ある(所在)」と「〜で(動作の場所)」の2用途があります。動作の場所を示すときは動詞の前に「在+場所」を置くのが原則。日本語の「〜で(場所助詞)」は動詞の後に来ますが、中国語は前に来ます。
我妈妈在厨房。
Wǒ māma zài chúfáng.
母はキッチンにいる。(所在)
他们在图书馆学习。
Tāmen zài túshūguǎn xuéxí.
彼らは図書館で勉強している。(場所+動作)
⚠ よくあるミス:「図書館で本を読んだ→×我看书在图书馆」は語順が誤り。場所「在〜」は動詞の前。正しくは「我在图书馆看书。」
穴埋め練習
「彼女は北京で働いている」→ 她北京工作。
答え:在(在+場所+動詞の語順)
06
否定文(不・没有の使い分け)
Negation — 不 vs 没(有)
使い分けの原則
不 bù
=
習慣・意志・現在・未来の否定、形容詞の否定
没(有)méi
=
過去の動作の否定、所有・存在の否定
「不」と「没(有)」の使い分けは初心者が最もつまずくポイントです。「不」は意志・習慣・性質の否定(今後・普段しないこと)、「没(有)」は事実・過去の否定(実際に起きなかったこと)と覚えるとシンプルです。
我不喝酒,也不抽烟。
Wǒ bù hē jiǔ, yě bù chōu yān.
私はお酒を飲まないし、タバコも吸わない。(習慣・性質)
我昨天没有去学校。
Wǒ zuótiān méiyǒu qù xuéxiào.
私は昨日学校に行かなかった。(過去の事実の否定)
⚠ よくあるミス:「昨日食べなかった→×我昨天不吃饭」は不自然。過去の否定は「没(有)」を使う。「我昨天没有吃饭。」が正しい。
穴埋め練習
「彼はまだ来ていない」→ 他还来。
答え:没(有)(まだ起きていない事実の否定は「没」)
07
吗疑問文(Yes/No疑問)
Yes/No Question with 吗
文型の構造
平叙文
+
吗 ma?
→「〜ですか?」
英語のように語順を変える必要はなく、平叙文の文末に「吗(ma)」を加えるだけで疑問文になります。最もシンプルな疑問文の作り方。返答は「是(はい)」や「对(そうです)」、または動詞を繰り返して答えます。
你是学生吗?
Nǐ shì xuésheng ma?
あなたは学生ですか?
你们喜欢日本料理吗?
Nǐmen xǐhuān Rìběn liàolǐ ma?
あなたたちは日本料理が好きですか?
⚠ よくあるミス:「吗」疑問文の返答として「Yes / No」はなく、動詞または述語を繰り返す。「是→是」「去→去/不去」「喜欢→喜欢/不喜欢」のように。
穴埋め練習
「明日暇ですか?」という吗疑問文を作りなさい。→ 你明天有空?
答え:吗(平叙文の文末に吗を付けるだけ)
08
疑問詞疑問文(5W1H)
WH-Questions — 什么・谁・哪里・什么时候・为什么・怎么
疑問詞の位置:尋ねたい部分をそのまま疑問詞に置き換える
主語
+
疑問詞
(位置固定)
→「吗」は不要
英語と違い、語順を変えず、尋ねたい部分を疑問詞に置き換えるだけです。疑問詞がある文には「吗」は不要。主な疑問詞:什么(shénme=何)・谁(shéi=誰)・哪里/哪儿(nǎlǐ=どこ)・什么时候(shénme shíhou=いつ)・为什么(wèishénme=なぜ)・怎么(zěnme=どうやって)・多少(duōshǎo=いくつ・いくら)。
你叫什么名字?
Nǐ jiào shénme míngzi?
あなたのお名前は何ですか?
你为什么学中文?
Nǐ wèishénme xué Zhōngwén?
あなたはなぜ中国語を学んでいるのですか?
⚠ よくあるミス:疑問詞疑問文に「吗」を重ねて「×你去哪里吗?」は誤り。疑問詞だけで疑問文が成立するので「吗」は不要。
穴埋め練習
「あなたはどこ出身ですか?」→ 你是人?
答え:哪里(哪儿)(場所を尋ねる疑問詞)
09
正反疑問文(反復疑問文)
A-not-A Question
文型の構造
主語
+
動詞+不+動詞?
→「〜するか?(しないか?)」
動詞(または形容詞)を「肯定形+不+肯定形」の形で並べて疑問にします。「吗疑問文」より少しフォーマルで、相手の返答をしっかり求める語感があります。二音節動詞は最初の字だけ繰り返す短縮形もよく使われます。
你去不去图书馆?
Nǐ qù bu qù túshūguǎn?
図書館に行きますか?(行かないですか?)
这件衬衫贵不贵?
Zhè jiàn chènshān guì bu guì?
このシャツは高いですか?(高くないですか?)
⚠ 注意点:二音節動詞「喜欢(xǐhuān)」は「喜不喜欢?」と短縮するのが自然。「喜欢不喜欢?」も文法的に正しいが長い印象になる。
穴埋め練習
「コーヒーが好きですか?」を正反疑問文で → 你咖啡?
答え:喜不喜欢(喜欢の正反疑問文。短縮形)
中級
文型10〜15 — HSK3〜4級・中検4〜3級
10
アスペクト助詞(了・过・着)
Aspect Markers — Completion / Experience / Ongoing
3つのアスペクト助詞の使い分け
了 le
動詞の直後:動作の完了「〜した」
过 guo
動詞の直後:経験「〜したことがある」
着 zhe
動詞の直後:持続「〜している(状態が続く)」
中国語には英語のような動詞の時制変化はなく、アスペクト助詞で「動作の完了・経験・継続」を表します。日本語の「〜た・〜たことがある・〜ている」に対応しますが、完全に一対一ではないため、用法の違いをしっかり把握することが重要です。
我吃了饭,去公园了。
Wǒ chī le fàn, qù gōngyuán le.
ご飯を食べて、公園に行った。(完了)
我去过北京两次。
Wǒ qùguo Běijīng liǎng cì.
北京には2回行ったことがある。(経験)
他坐着看书。
Tā zuòzhe kàn shū.
彼は座って本を読んでいる。(状態の持続)
⚠ よくあるミス:「北京に行ったことがある→×我去了北京」は過去の経験には「了」ではなく「过」を使う。「了」は今の状況に影響を与える完了に使うのが原則。
穴埋め練習
「私は上海に行ったことがない」→ 我没去上海。
答え:过(经験の否定は「没+动词+过」)
11
助動詞文(想・要・会・能・可以)
Modal Verbs — Want / Will / Can (skill) / Can (ability) / May
文型の構造
主語
+
助動詞
+
動詞(+目的語)
5つの助動詞のニュアンスの違いが重要です。想(xiǎng)=〜したい(希望)、要(yào)=〜する(強い意志・必要性)、会(huì)=〜できる(習得スキル)、能(néng)=〜できる(状況・能力)、可以(kěyǐ)=〜してもよい(許可)。
我想学日语,你会说日语吗?
Wǒ xiǎng xué Rìyǔ, nǐ huì shuō Rìyǔ ma?
私は日本語を学びたい。あなたは日本語を話せますか?
这里可以拍照吗?
Zhèlǐ kěyǐ pāizhào ma?
ここで写真を撮ってもよいですか?
⚠ 使い分けのコツ:「会・能・可以」はどれも「できる」ですが、「会」は習得した技能(泳げる・弾ける)、「能」は状況・体力による可能(今は無理・今ならできる)、「可以」は許可や一般的な可能。
穴埋め練習
「私はピアノが弾けます(スキルとして)」→ 我弹钢琴。
答え:会(習得したスキルの「できる」は「会」)
12
程度補語文(得〜)
Degree Complement — "Verb + 得 + Degree"
文型の構造
主語
+
動詞
+
得 de
+
程度の説明
「得(de)」を動詞の後に置き、その動作の程度・様子・結果を説明します。「得」の後には形容詞や副詞句が来ます。目的語がある場合は「動詞+目的語+動詞+得〜」と動詞を繰り返すか、目的語を文頭に移動させます。
他说中文说得非常流利。
Tā shuō Zhōngwén shuō de fēicháng liúlì.
彼は中国語をとても流暢に話す。
她唱歌唱得很好听。
Tā chàng gē chàng de hěn hǎotīng.
彼女は歌を歌うのがとても上手だ。
⚠ よくあるミス:「×他说得中文很好」の語順は誤り。目的語がある場合は「动词+目的语+动词+得+補語」の形にするか、目的語を文頭に出す。
穴埋め練習
「彼女は日本語を書くのがとても速い」→ 她写日文写很快。
答え:得(动词+得+程度の形)
13
結果補語文
Result Complement — "Verb + Result"
文型の構造
主語
+
動詞+結果補語
+
(目的語)
動詞の後に別の動詞・形容詞を置いて、その動作の結果や達成状態を表します。主な結果補語:好(hǎo=うまく完了)、完(wán=やり終える)、到(dào=達成する)、见(jiàn=知覚できた)、懂(dǒng=理解できた)、错(cuò=間違える)。
我没听懂他说的话。
Wǒ méi tīng dǒng tā shuō de huà.
彼の言っていることが聞き取れなかった(聞いたが理解できなかった)。
作业做完了,可以出去玩。
Zuòyè zuò wán le, kěyǐ chūqù wán.
宿題がやり終わったので、外に遊びに行ける。
⚠ 可能形:「得(de)」または「不(bu)」を動詞と結果補語の間に挿入して可能・不可能を表せる。「听得懂(聞いて理解できる)」「看不完(読み切れない)」。
穴埋め練習
「この字が見えない(知覚できない)」→ 这个字看不。
答え:见(見る→見えた/見えないの結果補語は「见」)
14
方向補語文(来・去・上・下・進・出)
Directional Complement
文型の構造
動詞
+
方向補語(来/去など)
→「〜してくる/いく」
動詞の後に方向を表す語を付けて移動の方向を示します。「来(lái)」は話し手に向かう移動、「去(qù)」は話し手から遠ざかる移動。「上来・下去・进来・出去」などの複合形もあります。日本語の「〜てくる・〜ていく」に相当します。
他走进来了。
Tā zǒu jìn lái le.
彼が歩いて入ってきた。(こちらに向かって入る)
她从包里拿出一本书。
Tā cóng bāo lǐ ná chū yī běn shū.
彼女はバッグから本を一冊取り出した。
穴埋め練習
「彼女は2階から降りてきた」→ 她从二楼走下了。
答え:来(話し手に向かう方向は「来」)
15
比較文(比・没有・不如)
Comparison — "A is more/less than B"
文型の構造
A
+
比 bǐ
+
B
+
形容詞
→「AはBより〜だ」
「比(bǐ)」を使って「AはBより〜だ」という比較文を作ります。日本語の語順に似ていますが「比」の後のBは比較対象で、程度の副詞「很・非常」などは使えない点に注意。差の程度を言いたいときは形容詞の後に「一点(すこし)」「多了(ずっと)」などを置きます。
日本語
東京は大阪より人口が多い
(比較対象→形容詞の後)
(比較対象→形容詞の後)
⇄
中国語
东京 比 大阪 人口多
(比+対象+形容詞)
(比+対象+形容詞)
今天比昨天冷多了。
Jīntiān bǐ zuótiān lěng duō le.
今日は昨日よりずっと寒い。
我没有他高,但比他跑得快。
Wǒ méiyǒu tā gāo, dàn bǐ tā pǎo de kuài.
私は彼ほど背が高くないが、彼より足が速い。
⚠ よくあるミス:「×他比我非常背が高い」→ 比の文では形容詞の前に「很・非常」は使えない。程度を強調したいときは「他比我高多了(ずっと高い)」「他比我高一点(少し高い)」の形に。
穴埋め練習
「この問題はあの問題より難しい」→ 这道题那道题难。
答え:比(A比B形容詞の比較文)
中〜上級
文型16〜20 — HSK4〜5級・中検3〜2級
16
把構文(処置文)
"Disposal" Construction with 把
文型の構造
主語
+
把 bǎ
+
目的語
+
動詞+補語
「把(bǎ)」を使って目的語を動詞の前に置き、「(目的語)に処置・操作を加える」ことを強調します。ポイントは3つ:①目的語は特定のもの ②動詞には補語・了などが必要(動詞単独は不可)③是・有・在・来・去など動作性のない動詞には使えない。
普通の語順(SVO)
我看完了这本书。
(私はこの本を読み終えた)
(私はこの本を読み終えた)
⇄
把構文(処置を強調)
我把这本书看完了。
(この本を読み終えた→処置完了を強調)
(この本を読み終えた→処置完了を強調)
请把窗户关上。
Qǐng bǎ chuānghu guān shàng.
窓を閉めてください。(窓に「閉める」という処置を加える)
他把作业忘在家里了。
Tā bǎ zuòyè wàng zài jiā lǐ le.
彼は宿題を家に忘れてきた。
⚠ 「把」が使えない動詞:「是・有・在・来・去・知道・喜欢」など状態・感情・方向を表す動詞には「把」は使えない。また「把一本书看」のように動詞単独(補語なし)は誤り。
穴埋め練習
「その書類をテーブルに置いてください」→ 请那份文件放在桌子上。
答え:把(処置文の構造:把+目的語+動詞+補語)
17
被構文(受身文)
Passive Voice with 被
文型の構造
受け手(主語)
+
被 bèi
+
行為者
+
動詞+補語
「被(bèi)」で受身文を作ります。英語のように動詞の形は変わらず、「被+行為者+動詞」の語順で「(行為者)に〜される」を表します。日本語と違い、中国語の被構文は迷惑・不利益のニュアンスを伴うことが多い点に注意。行為者を省略することも可能。
我的自行车被偷了。
Wǒ de zìxíngchē bèi tōu le.
私の自転車が盗まれた。(行為者省略)
他被经理批评了。
Tā bèi jīnglǐ pīpíng le.
彼はマネージャーに叱られた。
⚠ 被構文の注意点:口語では「被」の代わりに「叫(jiào)・让(ràng)」も受身に使われる。また、補語や「了」なしで動詞単独は不自然なことが多い。「×我被骂」より「我被骂了」が自然。
穴埋め練習
「その書類が彼に捨てられてしまった」→ 那份文件他扔掉了。
答え:被(受身の「被+行為者+動詞」)
18
連動文(動詞の連続)
Serial Verb Construction
文型の構造
主語
+
動詞句1
+
動詞句2
→「〜して〜する」(順序・目的・手段)
2つ以上の動詞句を並べて、「手段・目的・時間的順序」を表します。接続詞を使わずに動作を連続させるのが特徴。「〜を使って〜する(手段)」「〜しに行く(目的)」などがよく使われるパターンです。
我去超市买东西。
Wǒ qù chāoshì mǎi dōngxi.
私はスーパーに買い物に行く。(目的:〜しに行く)
他用筷子吃饭。
Tā yòng kuàizi chī fàn.
彼は箸を使ってご飯を食べる。(手段:〜を使って)
穴埋め練習
「彼女は走って授業に来た」→ 她来上课了。
答え:跑着(pǎo zhe)(「走りながら来た」の連動:着=進行・付帯状況を表す)
19
兼語文(使役・让・叫・使)
Pivotal Construction / Causative
文型の構造
主語A
+
让/叫 ràng/jiào
+
人B
+
動詞(句)
→「AはBに〜させる」
「让(ràng)」や「叫(jiào)」を使って「〜させる・〜してもらう」という使役を表します。「让」は中立的なニュアンス(させる・してもらう)、「叫」は口語的でやや命令的な響きがあります。「使(shǐ)」は書き言葉的で抽象的な事柄を引き起こす場合に使います。
老师让我们每天写日记。
Lǎoshī ràng wǒmen měitiān xiě rìjì.
先生は私たちに毎日日記を書かせる。
这首歌让我想起了故乡。
Zhè shǒu gē ràng wǒ xiǎngqǐ le gùxiāng.
この歌は私に故郷を思い出させた。
⚠ 否定の位置:「〜させない」は「让」の前に「不(ràng前)」を置く。「妈妈不让我玩游戏(母は私にゲームをさせない)」のように「不让」の形が基本。
穴埋め練習
「彼女はあなたに来てほしいと思っている」→ 她你去。
答え:让(使役:让+人+動詞)
20
是〜的構文(強調)
是…的 Emphasizing Construction
文型の構造
主語
+
是 shì
+
強調したい部分(時・場所・手段・行為者)
+
動詞(句)
+
的 de
すでに起きたことについて、「いつ・どこで・誰が・どうやって」したかを強調する文型。動作が過去に起きた事実は前提として共有されており、その詳細を確認・説



