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TOPIKとハングル検定どっちを受ける?目的別の選び方と両試験の違いを徹底比較【2025年版】

TOPIKとハングル検定の違いを徹底比較。留学・就職・趣味など目的別にどちらを選ぶべきか、レベル対応表・受験料・試験形式・有効期限まで網羅した完全ガイド。

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TOPIKとハングル検定どっちを受ける?目的別の選び方と両試験の違いを徹底比較【2025年版】 - Word Master NOTE ブログ
TOPIK
韓国語能力試験
韓国政府(教育省)認定
世界70カ国以上で実施
1〜6級(数字が大きいほど上級)
VS
ハングル検定(ハン検)
ハングル能力検定試験
日本の協会主催・日本限定
日本語話者のための試験
5〜1級(数字が小さいほど上級)
結論を先に読む
目的でこう選ぶ——3秒で分かる答え
  • 韓国留学・韓国企業就職・ビザ申請が目的 → TOPIK一択(韓国国内で唯一通用する公式試験)
  • 日本国内の就職・進学・趣味・通訳翻訳が目的 → ハングル検定が有力(英検のような安心感)
  • 初心者でまず力試しをしたいハングル検定5級から(日本語で問題が解ける)
Section 01

2つの試験の概要——まず「何が違うか」を把握する

韓国語を学んでいると必ず名前が出てくる「TOPIK」と「ハングル検定」。どちらも韓国語の実力を測る試験ですが、その主催者・目的・対象者・認知範囲がまったく異なります。

TOPIK(韓国語能力試験)とは

TOPIK(Test of Proficiency in Korean)は、大韓民国教育部・国立国際教育院が主催し、日本では公益財団法人 韓国教育財団が主管する韓国政府公認の唯一の韓国語試験です。英語でいえばTOEFLに近い国際的な位置づけで、世界70カ国以上で実施されています。

試験問題はすべて韓国語で出題されます。初心者には取っつきにくい一面もありますが、韓国の大学進学・奨学金・ビザ申請・韓国企業就職など、韓国国内での活動を想定した場合にほぼ必須の資格です。スコアの有効期限は発表日から2年間です。

TOPIKの最大の特徴
  • 韓国政府が認定する唯一の公式試験——韓国国内での効力はTOPIKのみ
  • 世界共通試験なので、どの国で取得しても同じ評価を受けられる
  • 有効期限2年——留学・就職の締め切りに合わせて受験計画が必要

ハングル検定(ハン検)とは

ハングル能力検定試験(ハン検)は、特定非営利活動法人 ハングル能力検定協会が主催する、日本語母語話者のための韓国・朝鮮語検定試験です。1993年に日本で初めて実施された韓国語検定で、「英検の韓国語版」とよく表現されます。

5・4・3・準2・2・1級の6段階(2023年からオンライン入門級も追加)があり、5〜3級の問題文は日本語で出題されます。日本語話者が間違えやすい表現を重点的に問う設計になっており、日本国内での認知度は非常に高いです。合格すれば有効期限なしで、一度取得した資格は永久に有効です。

ハン検の最大の特徴
  • 日本語話者に特化した設計——日本語⇔韓国語の翻訳問題が出題される
  • 5〜3級は問題文が日本語——初心者でも取り組みやすい
  • 合格に有効期限なし——一度取れば永久に証明として使える

Section 02

7項目の徹底比較表——一目で全部分かる

両試験を7つの重要ポイントで整理しました。どちらが優れているというわけでなく、目的に応じて使い分けるものだと理解することが重要です。

比較項目 TOPIK ハングル検定
主催 韓国政府(教育省) 日本の民間協会(NPO)
対象者 世界中の韓国語学習者 主に日本語母語話者
問題言語 すべて韓国語 5〜3級は日本語、2〜1級は韓国語も
級の構成 1〜6級(数字大=上級)
TOPIK I(1〜2級)/ II(3〜6級)
5〜1級(数字小=上級)
準2級あり・入門級(CBT)あり
試験回数(日本国内) 年4回(4・7・10・11月頃) 年2回(6月・11月)
受験料 TOPIK I:5,000円
TOPIK II:7,000円
5級:3,700円〜1級:10,000円
有効期限 2年間(成績発表日から) 無期限(合格すれば永久有効)
国際通用性 世界70カ国以上 日本国内のみ
スコア形式 点数制(合計スコアで級が決まる) 級ごとに合否判定
翻訳問題 なし あり(日↔韓、2〜1級)
作文問題 あり(TOPIK IIに筆記・論述) 一部あり(上級)

Section 03

レベル対応表——「自分の今の実力」はどっちの何級?

TOPIKは数字が大きいほど上級、ハン検は数字が小さいほど上級——この逆方向の表記が混乱を招きます。下の対応表であなたのレベルを確認しましょう。

※下表はあくまで目安です。試験形式の違いにより、同じ学習者でも得意分野によって体感難易度は変わります。

TOPIK(数字大=上級)
ハン検(数字小=上級)
TOPIK I
1級
80〜139点
初級
5級
TOPIK I
2級
140〜200点
初中級
4級
TOPIK II
3級
120〜149点
中級
3級
TOPIK II
4級
150〜189点
中上級
準2級
TOPIK II
5級
190〜229点
上級
2級
TOPIK II
6級
230〜300点
最上級
1級
読み方のコツ
  • TOPIK IIは3〜6級の全レベルを同一試験で受け、点数で級が自動判定される。受験前に「どの級を目指すか」ではなく「TOPIK IIを受ける」と考えてOK
  • ハン検は級ごとに問題が異なる。自分のレベルに合った級を選んで申し込む
  • 同じ語彙量でも、リスニング得意な人はTOPIKで、漢字語得意な人はハン検で高得点が取りやすい傾向がある

Section 04

目的別・どちらを選ぶか——ケース別完全ガイド

一番重要なのは「目的に合わせて選ぶ」こと。以下のカードで自分のケースを確認してください。

🇰🇷
この目的なら
TOPIK を選ぶ
  • 韓国の大学・大学院への留学・進学
  • 韓国企業(現地)への就職・転職
  • 韓国での永住権・ビザ申請に必要
  • 奨学金の申請・取得(TOPIK必須条件多数)
  • 国際的に認められる韓国語証明が欲しい
  • K-POP・エンタメ業界で活動したい
🇯🇵
この目的なら
ハングル検定 を選ぶ
  • 日本国内の就職・転職活動でアピールしたい
  • 日本の大学の単位認定に使いたい
  • 韓国語⇔日本語の通訳・翻訳職を目指す
  • 全国通訳案内士試験(1級で筆記免除)
  • 日本語で問題が解ける安心感が欲しい(初心者)
  • 一度取れば期限を気にせず証明できる
この目的なら
両方受ける(併用スタイル)がおすすめ
  • 本格的に韓国語を極めたい——ハン検で日本語ベースの基礎固め+TOPIKで実践的な運用力を証明
  • 日本国内でも韓国でも働く可能性がある——両方持っていれば国内外どちらにも対応できる
  • 「ハン検5〜4級で基礎確認 → TOPIK Iで実力試し → TOPIK II へ」が多くの学習者に合う王道ルート

Section 05

試験形式の詳細——それぞれ何が出題されるか

TOPIK I(1〜2級)の試験形式

TOPIK Iは聞き取り(30問)と読解(40問)の計70問、100分の試験です。問題はすべて4択のマークシート形式で記述問題はありません。合計200点満点で、80点以上が1級、140点以上が2級の合格基準です。

TOPIK II(3〜6級)の試験形式

TOPIK IIは聞き取り・読解・筆記の3セクション構成で合計300点満点。聞き取り(60分)・筆記(50分)・読解(70分)の計180分です。3〜4級の筆記は200〜300字程度の説明文、5〜6級は600〜700字程度の論述文という記述問題が含まれ、作文対策が必須になります。

区分試験科目問題数時間形式合格基準
TOPIK I 聞き取り30問40分4択 1級:80点〜
2級:140点〜(200点満点)
読解40問60分
TOPIK II 聞き取り50問60分4択 3級:120点〜
4級:150点〜
5級:190点〜
6級:230点〜(300点満点)
筆記(作文)4問50分記述式
読解50問70分4択

ハングル検定の試験形式

ハン検は聞取りと筆記の2科目が基本構成です。5〜3級の問題文は日本語で出題され、韓国語の読み書きを問う形式。2〜1級になると韓国語⇔日本語の翻訳問題・書き取り問題が加わり、1級は面接形式の二次試験(会話能力試験)もあります。

問題言語試験科目受験料合格基準目安
5級日本語聞取り・筆記3,700円正答率60%程度
4級日本語聞取り・筆記4,200円正答率60%程度
3級日本語聞取り・筆記5,300円正答率60%程度
準2級一部韓国語聞取り・筆記6,300円正答率70%程度
2級韓国語中心聞取り・筆記(翻訳含む)7,000円正答率70%程度
1級韓国語聞取り・筆記・二次面接10,000円正答率80%程度
ハン検の出題内容の特徴
  • 日本語話者が間違えやすい助詞の使い分け・語彙を重点的に出題
  • 2〜1級では日本語→韓国語・韓国語→日本語の翻訳問題があり、通訳・翻訳者向け
  • 1級の二次試験(面接)は日本語検定では珍しい「話す力」を直接評価する形式
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Section 06

スコアの活用法——取得後にどう使えるか

TOPIKスコアの主な活用場面

活用場面必要な級の目安備考
韓国大学・大学院への進学TOPIK 3〜4級以上大学によりTOPIK 5〜6級を優遇
韓国大学の奨学金申請TOPIK 4〜6級高級ほど金額・採用率が上がる
韓国企業(現地)への就職TOPIK 5〜6級6級必須条件の企業も多い
日本国内の韓国関連企業TOPIK 4級以上ハン検でも代替可能な場合あり
韓国ビザ・永住権申請TOPIK 1〜2級以上ビザの種類により異なる
全国通訳案内士試験TOPIK 6級外国語筆記試験が免除(ハン検1級でも可)

ハン検スコアの主な活用場面

活用場面必要な級の目安備考
日本国内の就職・転職準2〜2級以上日本企業での語学力証明として有効
大学の単位認定4〜3級以上認定校・学部により異なる
全国通訳案内士試験1級外国語筆記試験が免除
通訳・翻訳業界でのアピール2〜1級翻訳問題あり・実務に直結
韓国語講師・教育職2〜1級日本国内での指導資質の証明に
有効期限の違いが与える影響
  • TOPIKは2年間の有効期限があるため、留学・就職の申請タイミングから逆算して受験計画を立てることが重要
  • ハン検は無期限なので、今の実力を証明するためにいつ取得しても「ずっと使える」安心感がある
  • 就活や進学の予定がある人は「申請締切の6ヶ月前にTOPIKを取得完了」というスケジュールを目標にしよう

Section 07

おすすめ受験順序——学習ルートのモデルケース

初学者から上級者まで、多くの韓国語学習者が実践しているモデルルートを紹介します。どちらか一方だけでなく、両試験を組み合わせることで弱点を補いながら効率的に実力を伸ばせます。

標準ルート(初心者〜中上級)

Step 1
ハン検5〜4級
日本語で基礎確認。ハングル読み書きと初歩表現を固める
Step 2
TOPIK I(1〜2級)
韓国語のみの環境に慣れ、初級〜初中級の実力を国際基準で証明
Step 3
TOPIK II(3〜6級)
作文・長文読解・リスニングを強化。留学・就職に必要な級を取得
Step 4
ハン検2〜1級
翻訳力・細かい語彙力・会話力を総合的に仕上げ。上級者の集大成

ケース別 最短ルート

目的・状況おすすめルート
1年以内に韓国留学したいTOPIK I → TOPIK II(3〜4級取得)を最優先。ハン検は後回しでOK
日本の会社の就職活動に活かしたいハン検3〜準2級またはTOPIK 4〜5級のどちらか先に取得
K-POP・ドラマを字幕なしで楽しみたいハン検4〜3級でまず基礎固め。TOPIK Iは力試し感覚で
通訳・翻訳職を目指したいTOPIK 5〜6級+ハン検2〜1級の両方を目指す
初心者・学習開始直後ハン検5級からが鉄板。問題が日本語なので達成感を得やすい
学習効率を高めるコツ:両試験の「補完関係」を活かす
  • ハン検は「日本語ベースの体系的な語彙・文法力」を鍛える——TOPIK対策にもそのまま使える
  • TOPIKは「韓国語だけの環境への慣れ」と「作文力・時事語彙」を鍛える——ハン検上級対策にも効く
  • 一方しか勉強しないより、両方の問題集を使うことで「日本語⇔韓国語」の対応力が飛躍的に向上する

Section 08

まとめ——あなたに合った試験を今日から始めよう

TOPIKとハングル検定は「どちらが優れているか」ではなく「目的に応じて使い分けるもの」です。最後にもう一度、判断基準を整理します。

TOPIK vs ハングル検定 選び方の最終まとめ

  • 韓国留学・現地就職・ビザ申請が目的ならTOPIK一択——韓国国内で通用するのはTOPIKのみ
  • 日本国内の就職・大学単位・通訳翻訳が目的ならハングル検定が有力——英検感覚で認知されている
  • 初心者はハン検5級からスタートが王道——問題が日本語で挫折しにくい
  • TOPIKは有効期限2年——留学・就職の申請タイミングから逆算して受験計画を立てる
  • ハン検は無期限——一度合格すれば永久に証明として使える
  • TOPIKは年4回(日本)、ハン検は年2回——受験チャンスの多さはTOPIKが有利
  • 併用が最強——ハン検で基礎力、TOPIKで実践力を証明する両輪戦略
  • 全国通訳案内士試験の免除はTOPIK 6級またはハン検1級——どちらでも対応可

どちらの試験を選んでも、韓国語学習のモチベーションを高め、実力を客観的に証明できます。まずは自分の目標を明確にして、今日から学習と試験対策をスタートさせましょう。

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